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コラム
2013/03/18 中学生の農業体験
2013年2月1日、東京都台東区の中学校から、農業体験に2年生の生徒さんが、ここ““やさと””にやってきました。

朝日里山学校より、”やさと”各地の農家さんのところへ、班ごとにやってきた生徒さん達ですが、夢ファームにも、2つの班の生徒さんがやってきました。

前泊ではなく、当日早朝の集合でやってきたとの事で、眠そうだったり、朝ご飯なしでさっそくお腹が空いているふうな子もいました。が、軽トラと見るなり「乗りたい(荷台に)!!」と急に元気な様子に。軽トラの荷台に、そこまで興味津々とは思いもしませんでした。

田中の畑では、ナスの片づけを手伝って頂きました。カラッカラに枯れたナスを引っこ抜き、フラワーネットから外すという、地味ですが、面倒くさい作業です。
なにせ2月の畑ですから、特にこれといった大規模作業がないのです。という事で秋からナスを放置して中学生のお越しをお待ちしていたのでした。

まずは、ナスと支柱をつなぐ誘引紐を切ります。中腰で覗き込むようにしないとなかなか切れない紐に、みな無言です。
次に支柱を抜きます。高畝のナスなので、割合と簡単に抜けたようですが、やはりここは男子が活躍です。
抜いた支柱をまとめて結ぶのは女子、男子はナスの枝を折ってネットからはずします。
面倒な作業なので進まないかなと思いきや、みな一生懸命やってくれ、さくさくと進んでいきます。

やさと
(かなり遠目ですが、作業風景です。端っこに私も写っています)

11時半頃、早めの昼食となりました。朝ご飯なしで作業していた子もいたようで、柿岡直売所から届くお弁当をとっても楽しみにしてくれていました。

なんでも、来年度3年生の時の修学旅行で近畿地方に行くそうなのですが、なんとファームステイとの事で、”やさと”に来たのはその事前体験の為だそうでした。修学旅行も様変わりしているんだなあと感心しました。

昼食後は、トラクターや管理機などの機械類を説明しました。以外に人気があったのが、鍬。みな手に手に鍬を持って写真を撮っていました。トラクター、管理機の実演をした後、作業に続きをしました。
作業完了後、お待ちかねの軽トラです。荷台に全員乗せ、夢ファームをぐるっと一周。
最後は、ニンジン畑で、お土産用の人参を収穫です。大きすぎて規格外になった人参を、自分で抜いて、袋いっぱいに持って帰りました。やはり収穫の時の方が、元気いっぱいでした。

事前に用意してくれていた感謝状には、食の大切さがわかったと書いてありました。
ナスの片づけで食の大切さがわかったとは思えませんが(笑)、それでも知らなかった農業の一面を見てもらえたのならよかったと思いました。
きっと興味のない農作業なのに、真面目に取り組んで、一生懸命働く姿は本当に好感が持てました。修学旅行でも、きっと素敵な時間が過ごせると思います。


来年の2年生もぜひお待ちしています!!

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